YouTube Musicは、楽曲とミュージックビデオを行き来しながら音楽を楽しめるサービスです。無料でも利用できますが、音楽を広告なしで聴く、画面を閉じて聴く、一時保存して外出先で聴く、といった使い方には有料のMusic Premiumが役立ちます。契約前には、YouTube Premiumとの関係も確認しておきましょう。

※料金・提供条件は2026年10月24日に確認した日本向けの情報です。料金表はキャンペーン価格を除く公式ページの表示額です。申込前に、利用する経路での請求額・無料体験の対象条件・次回更新日をご確認ください。

音楽だけか、動画も楽しむか

YouTube Music PremiumとYouTube Premiumの違い、WebとiOSの申込料金を確認。動画も見るなら、必要な機能をまとめて比較しましょう。

YouTube Music公式で確認

YouTube Music Premiumの料金

表は横にスクロールできます。

プラン

公式Webでの料金

主な条件

個人・月額

1,080円/月

1人向け

学生

580円/月

対象の高等教育機関への在籍確認が必要

ファミリー

1,680円/月

同世帯の本人を含め最大6人

個人・年間

10,800円/12か月

前払い。自動更新なし

ファミリーでは管理者と同じ世帯のメンバーを追加します。学生プランは対象となる高等教育機関の学生向けで、認証が必要。毎年の再確認を行いながら、最長4年間利用できます。

出典:Music Premiumの公式料金/学割の対象・更新条件

iOSのアプリ内購入はWebと金額が異なります。日本のApp Storeには、YouTube Musicが1,450円、YouTube Music Familyが2,180円と表示されています。iPhoneで使う場合も、端末の種類と申込経路は分けて考え、契約する画面の料金を確認してください。

出典:Google提供のApp Store掲載情報

YouTube Musicのファミリープランは、管理者と同じ住所に住む最大5人の家族と共有できます(管理者を含め最大6人)。各自のGoogleアカウントを使い、ライブラリやおすすめは個別です。

出典:YouTubeファミリープランの条件

無料版とMusic Premiumでできること

無料版でも、広告付きで曲やミュージックビデオを選んで再生でき、リピートやスキップも利用できます。Music Premiumでは、音楽の広告なし再生、バックグラウンド再生、音声のみの再生、オフライン再生が利用できます。

ポッドキャストは扱いが異なり、無料でも多くの番組でバックグラウンド再生や一時保存が可能です。また、有料会員でもポッドキャストに広告や番組内の宣伝が含まれることがあります。「有料ならすべてのコンテンツから広告が消える」とは限りません。

出典:無料版とMusic Premiumの機能

YouTube Premiumに加入しているなら、重複契約を確認

通常のYouTube Premiumには、YouTube Music Premiumの利用が含まれます。すでにYouTube Premiumを契約している場合は、音楽用に追加でMusic Premiumを契約する前に、同じGoogleアカウントで利用できるかを確認しましょう。

Music Premium単体は、YouTube全体の動画を広告なしで視聴するための契約ではありません。音楽中心なのか、YouTubeの動画も頻繁に観るのかが、プランを選ぶ際の判断材料になります。

出典:YouTube PremiumとMusic Premiumの特典

音質とオフライン再生の設定

Music Premiumでは、ストリーミングや一時保存の音質を変更できます。公式ヘルプでは高音質の上限を256kbpsのAAC/OPUSと案内しています。Wi-Fiとモバイル回線で設定を分けられるため、音質と通信量のバランスを自分の使い方に合わせて調整できます。

音質設定を変えても、すでに一時保存した曲の品質は自動では変わりません。変更後の品質で聴くには保存し直す必要があります。

出典:音質と一時保存の設定

解約方法は請求元によって異なる

Webで契約した場合は、有料メンバーシップの管理画面から解約します。請求元がAppleならAppleのサブスクリプション、Google PlayならGoogle Playの定期購入で手続きします。通常の有料契約は、解約後も請求対象期間が終わるまで特典を利用できます。年間プランは月額の自動更新契約と異なるため、申込時の条件を確認してください。

出典:Music Premiumの解約

音楽だけか、YouTube全体かで契約を選ぶ

普段の使い方を「YouTube Musicで音楽を聴く時間」と「通常のYouTubeで動画を見る時間」に分けると、選ぶ契約が分かりやすくなります。音楽の広告なし再生、バックグラウンド再生、音楽の一時保存を求めるならMusic Premiumが候補。通常のYouTubeも含めて特典を使いたいなら、YouTube Premiumの内容と総額を比較します。

通常のYouTube PremiumにはMusic Premiumが含まれます。すでに契約中の場合は、音楽用の契約を別に追加する前に、同じGoogleアカウントで使っているかを確認しましょう。Music Premiumだけを契約しても、通常のYouTubeの動画全体が広告なしになるわけではありません。

出典:Premiumの特典の違い

ストリーミングと一時保存の音質を確認する

YouTube Musicの高音質設定は最大256kbpsのAACまたはOPUSです。数値だけを、別の圧縮方式を使うサービスの320kbpsなどと単純に比べて優劣を決めることはできません。自分の再生機器での聴き方と、通信量・保存容量のバランスを考えます。

ストリーミングの設定と一時保存の設定は分けて確認してください。音質設定を変更しても、すでに一時保存した曲には新しい設定が自動で適用されません。変更後の音質で保存し直すには、既存の保存を削除して、改めてダウンロードする必要があります。

出典:音質と一時保存の設定

申し込む前のチェックリスト

  1. 契約名がMusic Premiumなのか、通常のYouTube Premiumなのかを確認する。重複契約を避けるため、現在利用中のアカウントも確認します。
  2. Webとアプリ内で、同じプランの継続料金を比べる。iOSのApp Store掲載額はWebの料金と異なります。
  3. 学生プランの場合は対象の高等教育機関に在籍しているか確認する。学生なら無条件に使えるわけではなく、最長4年・毎年の資格確認があります。
  4. 年間プランの場合は、月額契約を12回更新する契約との違いを理解する。掲載の12か月プランは自動更新されない前払いプランです。
  5. 音楽を外で聴くなら、画面を閉じたときの再生と一時保存を、実際に使う端末で確かめる。

出典:公式プラン案内/iOSの掲載料金/学生プランの条件

YouTube Musicのよくある疑問

無料版でも音楽は再生できる?

音楽を検索して再生できます。ただし、音楽のバックグラウンド再生やダウンロードなどはPremiumの特典です。ポッドキャストは無料で使える機能の範囲が異なるため、ポッドキャストでできた操作を音楽にも適用できるとは限りません。

Premiumでも広告が入ることはある?

音楽の広告なし再生と、ポッドキャストの広告の扱いは別です。公式ヘルプはポッドキャストでは広告が含まれる場合があると案内しています。何を聴くための契約なのかも含めて検討しましょう。

出典:無料版と有料版・ポッドキャストの特典

YouTube Musicを選ぶときのポイント

音源とMVを一緒に楽しみたい人は、まず無料版でお気に入りの作品を探してみるとよいでしょう。そのうえで、移動中のバックグラウンド再生やオフライン再生が必要かを考えてみてください。YouTubeの動画もよく観るなら、Music Premium単体と通常のYouTube Premiumを、契約が重ならないように比較するのがおすすめです。

ほかの音楽サービスと比較する

主要6サービスの比較記事では、料金・無料版・音質・学割を同じ基準で整理しています。使う人数、普段の端末、音楽を聴く場面から比較できます。