音楽のサブスクリプションは、月額が近くても、無料でできることや家族での使い方、高音質の条件が異なります。Spotify、Apple Music、Amazon Music、YouTube Music、LINE MUSIC、AWAの6サービスを、同じ比較軸で整理しました。

本記事は2026年10月24日に確認した日本向けの公式情報に基づきます。料金は通常の表示額で、期間限定キャンペーンは含みません。契約経路や既存契約、学生認証などによって条件が変わるため、申込画面の継続料金・対象条件も確認してください。実契約による全端末の音質測定や使用感のランキングではありません。

各サービスの解説

月額料金を比較する

一般の個人プランを中心に、公式Webの料金でそろえています。AmazonはStandardとUnlimitedを分け、プライム会員向け価格も併記しました。学生・ファミリー欄だけが安く見えても、対象条件を満たしていなければ利用できません。

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サービス/プラン

個人・月額(Web)

学生・月額(Web)

ファミリー・月額

Spotify Premium

1,080円

580円

1,880円/同居家族 最大6人

Apple Music

1,180円

680円

1,980円/本人を含む最大6人

Amazon Music Standard

1,080円/Prime会員980円

本表の対象外

1,680円/最大6人

Amazon Music Unlimited

1,180円/Prime会員1,080円

申込画面で確認(注1)

1,980円/最大6人

YouTube Music Premium

1,080円

580円

1,680円/同居家族 最大6人

LINE MUSIC

980円

480円

1,680円/アプリ購入・最大6人(注2)

AWA STANDARD

980円

480円

本表の比較対象なし

注1:Amazon Musicの学生料金は、確認時点で公式申込案内とFAQの表示が一致していません。本記事では金額の断定を保留しています。注2:LINE MUSICのファミリーはLINE STOREでは取り扱われていないため、アプリの月額を掲載しています。

料金の出典:Spotify/Apple Music/Amazon Standard/Amazon FAQ/YouTube Music/LINE MUSIC/AWA。Amazon Standardファミリーも確認。

アプリ内課金と年間プランは別に比べる

YouTube Musicの日本App Store掲載額は個人月1,450円・ファミリー月2,180円で、Webの表示とは異なります。LINE MUSICはアプリ購入だと一般月1,080円・学生月580円。AWAもアプリの一般月額は1,080円です。「同じアプリで聴く」ことと「どこで契約するか」は分けて確認しましょう。

年間プランには、YouTube MusicのWeb12か月10,800円(自動更新なし)、LINE MUSICのWeb一般9,600円、AWAのWeb一般9,800円などがあります。年間料金を12で割った値は、毎月その金額で支払える月額プランではありません。長く使う見込みがある場合に、支払方法と更新条件も含めて比べます。

出典:YouTube MusicのiOS掲載料金/YouTube MusicのWebプラン/LINE MUSICの購入経路別料金/AWAの料金

YouTube Musicのファミリープランは、管理者と同じ住所に住む最大5人の家族と共有できます(管理者を含め最大6人)。各自のGoogleアカウントを使い、ライブラリやおすすめは個別です。

出典:YouTubeファミリープランの条件

無料でどこまで聴ける?

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サービス

無料利用・追加料金なしの範囲

有料で変わる主な点

Spotify Free

広告付き。曲を選ぶ・検索する・共有から聴く機能あり

音楽の広告なし、ダウンロード、ロスレスなど

Apple Music

音楽カタログの継続利用には契約が必要。体験は対象条件あり

契約中はカタログの再生・ダウンロードなどを利用

Amazon Music Free/Prime

Freeは広告付きのステーション等。Primeは会員特典で基本シャッフル・一部例外

Standard/Unlimitedは音楽のオンデマンド再生・保存など

YouTube Music

音楽を検索・再生可能。ポッドキャストは無料特典の範囲が別

音楽の広告なし、バックグラウンド再生、一時保存など

LINE MUSIC

基本は30秒再生。LINEのBGM等の設定は月1回

フル再生、ダウンロード、BGM等の設定回数制限なし

AWA FREE

広告なし・月20時間のハイライト再生

STANDARDでフル再生・再生時間制限なし・オフライン再生

Amazon Music Primeは「誰でも無料」ではなく、プライム会員向けの特典です。自由に選曲できる厳選プレイリスト以外では基本シャッフル再生となり、ダウンロードも対象範囲が限られます。AWAの月20時間も、20時間フルで曲を聴けるという意味ではありません。無料という言葉だけで並べると見落としやすい違いです。

出典:Spotifyの無料版更新/Spotifyプラン比較/Apple Music/Amazonプラン別機能/YouTube Musicの機能差/LINE MUSIC/AWA

音質は「最大値」と「聴く環境」を分ける

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サービス

公式に確認できた音質・形式

確認したい条件

Spotify

Premiumの対応アプリでFLAC 最大24bit/44.1kHz。WebはAAC 最大256kbps

Free/Premium、アプリ/Web、接続機器で異なる

Apple Music

ALACのロスレス。ハイレゾは最大24bit/192kHz。対応曲で空間オーディオ

端末・接続方式による条件。高サンプルレートでは外付けDAC等が必要

Amazon Music

Standard/UnlimitedでHD・Ultra HD・対応する空間オーディオ

プラン・楽曲・端末で条件が異なる。ワンデバイスを同一視しない

YouTube Music

高音質設定は最大256kbpsのAAC/OPUS

ストリーミングと一時保存の設定を別々に確認

LINE MUSIC

本記事では最大ビットレートを断定しない

現行のストリーミング仕様を一次資料で確定できず、数値比較から除外

AWA

モバイル:Eco 24/Normal 96/Excellent 320kbps。PCは320kbps

使用環境と音質設定を確認

kbpsはデータ量の指標で、bit・kHzは音声の解像度に関わる指標です。圧縮方式や再生条件が違う数字を、ひとつの順位に並べることはできません。ロスレスを選んでも、すべてのBluetooth接続がそのままロスレスになるわけではありません。音質を優先する人は、契約だけでなく普段のヘッドホンや接続方法まで確認しましょう。

出典:Spotify音質/Spotifyロスレス/Appleの再生条件/Apple Musicの仕様/Amazon音質FAQ/YouTube Music音質/AWA音質

学割は年齢・学校の条件が異なる

SpotifyのStudentは対象の高等教育機関に在籍する18歳以上、YouTube Musicの学割は対象の高等教育機関の学生向けで、いずれも最長4年・毎年の資格確認があります。Apple Musicも対象となる大学・短大・高専・専門学校などの学生向けで、最長48か月です。

一方、LINE MUSICは小学生以上、AWAは中学生以上が学生プランの対象として案内されています。学校・資格の確認条件があるため、学生証があればすべてのサービスで使えるとは考えず、対象かどうかを先に確認しましょう。Amazonについては、前述の料金不一致があるため個別の申込画面をご確認ください。

出典:Spotify学生条件/YouTube学割条件/Apple学生条件/Apple日本向け案内/LINE MUSIC学割/AWA学生条件

自分の使い方から候補を絞る

  • まず無料で探してから決めたい:SpotifyやYouTube Musicで、好きな作品の検索やプレイリストの探しやすさを確かめる。AWAはハイライト再生という条件で試します。
  • アルバムを高音質で聴きたい:Apple Music、Amazon MusicのStandard/Unlimited、Spotify Premiumの仕様を、手元の再生機器と合わせて比較します。
  • YouTubeをすでに有料で使っている:通常のYouTube PremiumにはMusic Premiumが含まれるため、まず現在の契約を確認します。
  • LINEとの連携が大切:LINE MUSICのBGM・MV設定や連携特典を確認します。付属のLYPプレミアム ライトプランをスタンダードプランと混同しないようにします。
  • 人の選曲や会話から音楽を知りたい:AWAのラウンジを試し、普段の音楽の探し方に合うかを確かめます。
  • 同居する2人で使いたい:SpotifyのDuo(月1,480円)も候補。同居条件を満たす必要があります。

これは機能から考える選び方で、音質や使い心地の実測順位ではありません。まず、絶対に聴きたいアーティストとアルバムを数作品決め、通常盤・ライブ盤・リミックスまで希望する版があるかを確認すると、比較が具体的になります。

補足の出典:YouTube Premiumの包含関係/LINE連携特典/AWAラウンジ/Spotify Duo

乗り換え・無料体験で確認すること

契約前には請求元、体験終了後の金額、次回更新日を確認します。無料体験の期間や対象は全員共通とは限りません。Spotifyの無料体験は解約するとすぐFreeに戻るため、「終了日までは使える」と一律に考えないことも大切です。

また、ダウンロードは通常の音楽ファイルの購入とは異なります。Apple Musicのカタログは契約終了後に使えなくなりますし、Spotifyの保存済みコンテンツも維持のために30日ごとのオンライン接続が必要です。乗り換えるときは、お気に入りの作品やプレイリストを控え、新しいサービスで配信されているかを確認してから契約を整理しましょう。

出典:Spotify解約/Spotify保存条件/Apple Music契約終了後の扱い

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